資料NO. : 13 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
資料名 : ゆるそう しかし忘れまい=戦争より共生 8/24コリアン交流会と原爆の絵展 志津コミュニティーセンター(主催:佐倉平和のつどい実行委員会) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
制作者 : T.M.(ちば・いちはら連絡会) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
制作日 : 2002/09/05 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
どこかの集会で配られていたチラシを見て,原爆の絵展と「在日朝鮮人女性の半生」と題する講演に出かけました。
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掲載:2002/09/12
制作者 : T.M.(ちば・いちはら連絡会) |
「拉致問題」について 9月17日の日朝首脳会談は,「拉致問題」で8人の死亡という事態が北朝鮮側から告げられ深刻な事実が突きつけられました。この「拉致問題」を口実としてすさまじい排外主義の嵐が吹き荒れています。 朝鮮初中級学校に登校中の中1の女子生徒が、中年女性に背中を突き飛ばされたり,民族服チマ・チョゴリの制服で自転車登校していた中3女子が、男性から石を投げられるといったことが起こっています。朝鮮総連の事務所には何十本もの嫌がらせ電話や「爆破する」と脅迫が行われているのです。(朝日新聞9/18付け) 私たちは在日・滞日朝鮮人へのこの様な攻撃を決して許してはならないと思います。 この排外主義の攻撃を許してしまうことは,1923年の関東大震災の際「井戸に毒を入れた」といったデマで,6000人を超える朝鮮人・中国人を虐殺した歴史を再び繰り返していくということです。 そもそも,日本はかつて数百万人の朝鮮人民を強制連行して,炭鉱や鉱山に閉じこめ,強制労働させたり,20万人ともいわれる朝鮮女性を日本軍軍隊慰安婦として蹂躙しました。この国家的大拉致事件について,日本政府は謝罪も賠償も補償も一切行ってきませんでした。この様な日本に,拉致云々をいう資格などないのではないでしょうか。 日本政府は,関係者家族の苦しみや悲しみに真剣に向き合って「拉致問題」を解決しようとしているのではないと思います。家族が,「(外務省は)これまで真剣に取り組んでくれなっかた」(9/26付け朝日新聞)と語っているように,日本政府は,24年間家族の願いを門前払いし続けてきました。政府は,「拉致問題」が北朝鮮との交渉を有利に高圧的に進める道具に利用できることから,クローズアップさせているのだと考えます。 今回の小泉首相の訪朝は,国交正常化をして日朝の友好関係を築いていこうとしているのでは決してないものだと考えます。北朝鮮経済はほとんど飢餓的破綻にひんしていて,経済的にも政治的にも危機的な状況だといわれています。この様な中で亡命も相次いでいます。小泉政権は,この様な北朝鮮の危機につけ込んで戦争外交を展開し,権益を確保し,北朝鮮を食い物にしていこうとしているのだということではないでしょうか。 この様なことを許してしまうことは戦争への道だと考えます。排外主義を許さず,イラク・北朝鮮侵略戦争反対の声を大きく上げ,有事法制を廃案に追い込んで行かなければならないと思います。 この問題については,”都政を革新する会”の 『日朝首脳会談にたいする私たちの立場』(02.9.20付け)が参考になります。 (参考サイト) |